こんにちは!
homeostajia salon .nagomiの高岡那旺美です(^^)/
前回は食べ物が原因!というお話をしました。
今回は…
生理との関係性のお話をしますね!
生理前になるとニキビが増えるという方、多いかと思います(^^;)
中医学では、生理との関わりがある臓器は肝と腎です。
特に肝との働きが大きく影響します。
「肝は疏泄をつかさどる(疏泄作用)」と言いますが、その中に月経・妊娠・出産を順調にする働きがあります。月経・妊娠・出産などは血を多く消耗するため、女性は気が余るが血が不足するとされ、女性の一生では血は大切なものとされています。
肝は血を蓄えている臓器で、必要な時に必要な量を提供して、からだの調子を良い状態に保ってくれています。
また、疏泄作用の中に精神・情志(七情)を調整するという働きもあります。
情志(七情)とは、怒・喜・思・憂・悲・恐・驚の七つの情緒変化を言いますが、すべて多すぎた時に肝の働きに支障が出ます。特にストレスなどを受けた時に肝の血が熱せられます。
そして、前回のお話しの中でも少しお話ししましたが、食べ物の消化・吸収・運搬をする臓器である脾の働きが弱いと、水分代謝がうまくできずにからだに余分な水分を抱えている状態になります。その状態でストレスを受けると、肝で発生した余分な熱と脾での余分な水分がくっつき、湿熱となります。これまた、温かいものは上に上がりやすく、冷たいものは下に下がりやすい性質があるので、ストレスを受けて熱せられた肝の血(血熱)や脾で作られた湿熱は、行き場を求め、からだの上部または体表部へとニキビとして噴出します。
ニキビの状態は、だんだんと赤みや熱感がでてくる感じです。ときには膿んだりも…。
できる部位は、こめかみ・ホホ・顔の下半分、デコルテ~胸、背中です。
湿熱が原因のニキビは潰すと汁が出てきます。
血熱が原因のニキビは潰すと出血を伴います。
で、生理前になぜニキビが増えるのか?というと、
生理前には、気血の巡りが良くなるためにからだの内部にこもる熱が増え、それも発散させようとして、今まで出ている症状の勢いが増したり、ニキビがあらたにできやすくなります。
そして、生理前に胸が張って痛みを感じたり、イライラしたり、便秘になりやすくなったりします。
肝胆の湿熱をもっている場合は、おりものが黄色くなったり、においが強く感じたりします。
まとめると…
①こめかみ・ホホ・顔の下半分、デコルテ~胸、背中にニキビができる。
②ニキビに赤みや熱感があり、潰すと汁や出血が出る場合がある。
③からだの症状として、生理前に胸が張って痛みを感じる、イライラする、便秘になりやすくなる、おりものが黄色くなったり、においが強くなったりする。
生理前にニキビが増える方、思い当たるところはありませんか?
からだの中に余分な水分があると、からだの中に熱を帯びることで、水と熱がくっつき、体表面にニキビとして現れることがわかりましたね(^^)/
それをどうしたらいいのか?💦
カウンセリングでお話しします(^^♪
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生理前とか関係ない!という方‼‼
もう少し、ニキビについてお話ししたいので、また次回👋
お楽しみにぃ~(^_-)-☆